クロエ chloe
クロエをアルファベットで書くと、私のような者はすんなり書けませんが、chloeと書きます。一見、チロエと読んでしまいそうですが、クロエですのでお間違えなく。
そう、クロエとは若い女性ならみなさんご存知、ここ数年でバッグ、パディントンのヒットにより人気に火が付いた、1952年・フランスで生まれたファッションブランドです。
ギャビー・アギョンによって創設されたブランドですが、自分の名前が占い師の様だと考え、友人の名前から命名したと言う、なんとも風変わりな誕生エピソードをもつブランド、それがチロエ・・・じゃなくてクロエです。
クロエ物語
まずは創設者、ギャビー・アギョンについて、彼女はエジプト生まれの貴族でしたが、第2次世界大戦中にカイロから逃亡ののち、パリに行きついたと言う、褐色の肌を持つ美しい苦労人パリジェンヌです。
そんな彼女は、1950年代にその当時ではめずらしい、ソフトでボディコンシャスでありながら、上質な素材を用いた既製品ウェアを制作し、それをラグジュアリー・プレタポルテと名付けました。
重要なところは、「上質な素材の既製品ウェア」だと言う事。
まぁ、つまりはその当時、一部のお金持ちはオートクチュール(注文服)を着れたけれど、一般人は質の良くないコピーの既製品ウェアしか着ることが出来なかった訳です。それにギャビーが異を唱えたんですね。それで、「そんなのおかしいわよ〜、だったら私が既製品で素敵な服を作ってやるわ」となった訳です。(きっと・・・)
そして創業から6年後、ギャビーと、ビジネスパートナーのジャック・ルノワールは、最初のコレクションを発表しました。
とは言っても、カフェ・ド・フロールの朝食タイムでの発表でしたが、実はこのお店、パリの実力者や芸術家が集まるカフェとして有名でした。私から言わせれば、朝ごはん食べながらファッションショーを見るってどうよ?朝ごはんぐらいゆっくり食べさせて・・・とか思いますが、そこは押せ押せのパリジェンヌ。やり手な戦略で感心させられます。
1960年代から70年代には、顧客に、ジャックリーン・ケネディ、ブリジット・バルドー、グレース・ケリーなど、錚々たる顔ぶれが並ぶほどのブランドとして成長しましたが、この陰には、1963年、ヘッドデザイナーに就任したカール・ラガーフェルドの尽力が、大きく影響していると思います。何と言ってもカール・ラガーフェルドと言えば、シャネル、フェンディのデザイナーも務めたほどの実力を持った人物でしたからね。
1970年には、クロエ社とコロネット商会がライセンス契約を結び、ここ日本での事業展開がスタートしました。
名実ともにファッションブランドの名門となったクロエですが、1985年に世界3代ブランド勢力のうちの1つと言われる、リシュモングループの傘下に入りました。
昨年あたりからのクロエ人気を考えれば、販売戦力に長けているリシュモンが、いろいろ仕掛けての事だとも納得させられるものがあります。
クロエ バッグ
クロエのバッグと言えば、2004年秋に発表された「シルベラード」、2005年に発表された「パディントンバッグ」が、代表的な作品と言えるでしょう。
ヨーロッパのメゾンから発表される高級バッグは、良くも悪くもそのブランドの個性が強烈に出されていましたが、そういう意味ではクロエのバッグは、とても現代的なメゾンな香りがします。
が、バレンシアガ(元はスペインですが・・・)のエディターズバッグと似たものを感じますし、これも近年の高級バッグの傾向かなぁ・・・なんて個人的に思っています。
クロエのバッグは、パディントンなどの人気ラインですと、定価20万円以上しますが、実勢価格は10万円前後。バレンシアガと比較すると、デザインは同じような傾向(と私は思っていますが)ですが、価格が1.5〜2倍違いますので、高級ブランドでありながら、決して手が届かないブランドでもなく、お勤めの女性たちに絶大な支持を受けています。
クロエ パディントン【Paddington】
今年あたりから、バッグは「Paraty」 「Marcie」 「Ethel」の人気が徐々に上がってきていますが、やはりクロエと言えば、パディントンです。
「パディントン」と言えば、

そう、これですね。この中に、財布や定期を入れて・・・って、いや違いますね。
パディントンと言えばそう、これです。
イヤでも目につくデカめのパドロックキーと、クラシカルな風合いのヴィンテージレザーが、絶妙にマッチしているクロエの代表バッグです。
使用されている革はカーフレザーで、ライニングは生成り色のコットンです。上質でズッシリとくる重厚なレザーと、つや消しのゴールドの金具の組み合わせは何とも絶妙でオールシーズン、様々なスタイルに合うデザインです。
仕様は内部、外部共にポケットが多く、使い勝手がいいですが、ちょっと重い気がするところが、難点でしょうか?(パドロックキー分?)
まぁ、それがポイントのバッグなので、ガマンと言う事で・・・(笑)。素材自体は、使うほどに味わいが出てくる革なので、大切に使えば一生ものだと思います。
クロエ パラティ【Paraty】
台形のシルエットで、ユニークデザインが印象的なこのParatyは、他のブランドではお目にかかれないクロエ独特のデザインですね。
そんな訳でこのパラティ、クロエのブランドロゴは正面中央下に、ものすご〜く小さく入っていますが、ロゴが無くても流行に敏感な女性なら、すぐにクロエのバッグとわかります。
この手のバッグは大概、上部がマグネットなんですが、これはファスナーと言うところが使い易い。そして金具も、ゴールドなところが個人的に好き。
ハンドバッグとしても、ショルダーとしても使える2WAY仕様、使用されているカーフスキンは、傷が目立たないタイプなので、ヘビロテOKのありがたいバッグです。
ただ一つありがたくないのは・・・20万円前後の価格ですが、現在は実勢価格が10万円を切るウェブショップも多いので、おすすめです。
クロエ マーシー【Marcie】
良く見れば、ぜんっぜん違いますが、なんとな〜くパラティ【Paraty】とマーシー【Marcie】は、似ているような気がする私です。
こうやって画像で見ると違いは、一目瞭然ですが、実際にバッグに中身を入れて持ってみると、マーシーはパラティと同じような形になります(私の場合)。
ジャニーズやAKB48の顔の見分けがつかない症状と、似ていなくも無い気がしますが、そんな事はどうでも良いくらい素敵なマーシーです。
マーシーの特徴は、何と言ってもステッチの効いたU字ポケット。
で、作りは上部ファスナー式、傷が付きにくいレザー仕様と言う、パラティと同様に使い勝手が抜群です。
ただし、マーシーはストラップが付いていないので、ショルダーにはなりません。まぁ、形はいかにもドッシリ型なので、ハンドバッグとして使うのが、一番エレガントで素敵です。
荷物の多い方や、小さいお子様がいる方には不向きで、逆に言えば、そういった方々はあまり持っていないので、キャリア派・エレガンス派に断然指支持されているバッグです。
クロエ 財布
クロエの財布と言えば、思い浮かぶのは「リボン」。
バッグと同じシリーズの財布、パディントンやマーシーもあるので、バッグを持っている人はお揃いにするのもいいかも知れませんが、やはり女子永遠のマストアイテム、リボン財布に興味津々。
そんな心惹かれるクロエのリボン財布は、【LILY リリー リリィ】と【YATE ヤテ】、2つのシリーズがあります。
向かって左画像:オレンジ色の財布
クロエから出ている、小さなリボンシリーズが「LILY リリー」。
向かって右画像:キャメル色の財布
クロエのカジュアルライン、シーバイクロエ(SEE BY Chloe)から出ている、大きなリボンシリーズが「YATE ヤテ」。
クロエ 財布【LILY リリー】
クロエのLILY(リリー)。
リボンシリーズのリリーとヤテを、同じピンクで比較すると良く判るのですが、なんといってもリリーの方が格上感があります。
大人の女性に合うような、渋いゴージャスなピンク色、控えめな大きさのリボンは、可愛いのに品格があります。リリーの他の色や、少し違うタイプも、エレガントなイメージを損なわない様な作りになっています。
まぁ、それもその筈と言うか、価格は4万円台後半〜5万円台中で、実勢価格は3万円台と、YATEより3〜5割高になっていますから・・・(汗)
クロエ 財布【YATE ヤテ】
シー・バイ・クロエ SEE BY ChloeのYATE(ヤテ)。
ヤテのリボンや色使いは、柔らかでスウィートなイメージを連想させます。
いかにも女の子っぽい甘さがありながら、それなりの品があるところが、個人的な表現で言えば、ツンデレっぽくていいですね。
YATEの価格は2〜3万円台ですが、実勢価格は1万円台中〜2万円台中が主流なので、リリーに比べて断然買いやすいです。
ちょっと意外なところは、甘い外見とは裏腹に、内側はコットンのレオパード柄になっています。甘く見てると怪我するわよ!的な意味合いでしょうか(笑)。
クロエ 香水
バッグの人気とともに、大人気になったのがクロエの香水です。
2008年頃から口コミ人気が出始め、2009年頃には店頭でなかなか手に入らない、なんてこともあったそうな・・・
値引をしている香水関連のWEBショップでも、この頃は値引がほとんどなかったそうですから、何とも伝説の香水って言う感じですね。

Chloe EAU DE PARFUM
そんなクロエの香水も、今ではWEBショップなどで購入できますが、困ったのはいろいろな種類がある事。
その中から代表的なものをピックアップすると、パルファム・インテンス・トワレと呼ばれるこの3つが有名だと思います。
この3つの香りを、簡単にしりたーい、と言う人のために一言で言ってしまうと
- パルファムは、あちらこちらで言われている通り「石けんの香り」
- トワレは、パルファムに似ていて「ほんのりとした石けんの香り」
- インテンスは「バラの香りが強調された大人の香り」
と言う感じでしょうか?
パルファムをつけている方は多いので、銀座・丸の内あたりを歩いていると「あっ、これはクロエのパルファム・・・」と思う事もしばしばあります。みんながパルファムなので、私は別の香り・・・と思っても、やっぱりこれがいい・・・と思わせてしまう、そんな魅力的な香りです。
その他にも、クロエの香水は種類豊富なので、ぜひ自分の香りを探してみてください。
クロエ サングラス
クロエのサングラスは、日本では梨花さんや沢尻エリカさんが愛用している事で有名です。
沢尻エリカさんの「別に・・・」発言が飛び出した会見時に、あの金髪ヘアー(ウィッグ?)の上にのっかていたのが、何を隠そう、クロエのサングラスです。
梨花さんもブログで紹介したことがありましたが、直後そのモデルはWEBで完売状態になったそうです。
海外では、キャメロンディアスが頭にのせている姿を良く見ましたし(最近はあまり見かけませんが・・・)、他にも有名な女優・モデルに愛用されているクロエのサングラスです。
クロエのサングラスの人気の秘密は、何と言ってもデザインでしょう。サイドテンプルの飾りがなどがシンプルで、顔にしっくりと馴染み、着けていると小顔に見えるところが魅力です。
そして以外と買いやすいお値段。バッグは買えないけど・・・と言う20代の女性に人気があるようですね。価格は3万円台のものが多いのですが、実勢価格は1万台が主流です。
クロエ 店舗
クロエの店舗はむか〜し、骨董通りに入ってすぐの左側に、大きなちょっと古めのビルの1階にあったのですが、あの当時は「ずいぶん地味なブランドだな」と思いました。
ほどなく、近くの表参道の角地にマックスマーラがオープンし、おしゃれな女性たちはそちらへ流れて行くのですが、あの頃のクロエを思うと、今のクロエの流行がウソのようです(・・・というのは失礼な話ですね、すみません)。
現在の旗艦店は、あの頃の小さなショップの面影もなく、少し離れた南青山に、カルティエと肩を並べて出店している程の規模になっています。
2011年10月にオープンし、2011年10月に5周年アニバーサリーのイベントに行って以来ですが、やはり店舗に行くと、はやる心が抑えきれません。それだけ、店舗と言うのはお財布のひもを緩めてしまう魔力があるっている事です(笑)。
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クロエ 店舗